女性の活躍が期待される昨今、スポーツ界においてもアスリートやスポーツに参加する女性のための環境整備が重要視されています。日本産科婦人科学会と国立スポーツ科学センターが行った調査では、月経周期異常(無月経と月経不順)の選手が競技レベル(日本代表、全国大会、地方大会、その他)を問わず 4 割にのぼることが明らかになりました。このことからも、女性特有の問題はトップレベルの選手だけの問題ではなく、トップを目指す選手、またスポーツに参加するすべての女性において、サポートしていくべき重要な課題といえます。
こういった背景を踏まえ、女性アスリート健康支援委員会では、児童・生徒の健康を守る養護教諭ならびに学校医、児童・生徒のスポーツ活動に係る指導者を対象としたシンポジウムを開催する運びとなりました。より充実したスポーツ活動の実現を支援すべく、婦人科、栄養学、精神医学に関する知見およびその対処方法について最新の情報を交えた情報提供を行います。多くのみなさまのご参加をお待ちしております。
主催 | 一般社団法人 女性アスリート健康支援委員会 |
参加対象 | 養護教諭、部活動指導者、学校医、スポーツ指導者など |
定員 | 300名 |
開催日 | 平成30年12月22日(土) 受付 12時15分~13時15分 開講 13時30分~13時45分 |
会場 | 東京大学医学部研究棟 14 階鉄門記念講堂 |
内容 | 産婦人科、栄養学、精神医学の専門家による講演など |