ブックタイトルHealth Management for Female Athletes

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概要

Health Management for Female Athletes

しかしながら,このような1回の運動刺激によるアナボリックホルモン分泌反応の違いが実際に筋肥大や筋力向上にどれくらい影響をもたらすかについてはさらなる研究が必要です.(3)最大運動時のアドレナリン,ノルアドレナリンへの影響無月経アスリートでは,運動中のアドレナリンとノルアドレナリンの反応性が低下し,正常月経の女性アスリートに比べて分泌量が低くなるという報告があります(図5 6,5 7)55).アドレナリン,ノルアドレナリンは,運動時の自律神経系pg/mL20001750血中1500アド1250レナ1000リン濃750度5002500Rest*p<0.05*無月経群正常月経群60 70 80 85 100 %運動強度Schaal et al., MSSE, 2011図56安静時および運動時の血中アドレナリン濃度pg/mL10000血中8000ノルアド6000レナリ4000ン濃度2000*p<0.05無月経群正常月経群****0Rest60 70 80 85 100 %運動強度Schaal et al., MSSE, 2011図57安静時および運動時の血中ノルアドレナリン濃度98