ブックタイトルHealth Manegement for Female Athletes Ver.3
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概要
Health Manegement for Female Athletes Ver.3
感神経活動や副交感神経系活動指標は，変化する20），または変化しない21）という報告があり引き続き検証が必要です．運動後の心臓副交感神経回復応答（T30）については，自然月経周期では卵胞期に比べ黄体期に遅延する（T30が増加する）という報告があり22），今回我々の調査でも自然周期では卵胞期に比べると黄体期に心臓副交感神経活動回復応答の遅延（T30の増加）が認められましたが，低用量ピル服用による変化は確認されませんでした．A拍/分8060安静時心拍数Bms12010080SDNN40602040200卵胞期黄体期消退服用期出血期0卵胞期黄体期消退服用期出血期自然周期低用量ピル服用期有意差なし自然周期低用量ピル服用期有意差なしCunit120100806040200卵胞期黄体期HFnu消退服用期出血期Ds200150100500卵胞期黄体期T30消退服用期出血期自然周期低用量ピル服用期有意差なし自然周期低用量ピル服用期有意差なし図34低用量ピル服用に伴う心拍数および心臓自律神経系活動の変化93