ブックタイトルHealth Manegement for Female Athletes Ver.3

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概要

Health Manegement for Female Athletes Ver.3

表10婦人科で使用可能なホルモン剤の例2018年3月31日現在種類剤形商品名エストロゲンプロゲスチンEP配合薬LEP配合薬経口避妊薬外用内服内服その他内服内服内服ル・エストロジェル,ディビゲル,エストラーナテープジュリナ錠,プレマリン錠プロベラ錠,デュファストン錠,ルトラール錠,ノアルテン錠ミレーナ緊急避妊薬内服ノルレボ錠GnRHアゴニスト(男性では禁止)点鼻注射子宮内膜症治療薬内服ディナゲスト錠ソフィア-A配合錠,ソフィア-C配合錠,ルテジオン配合錠,プラノバール配合錠,ウェールナラ配合錠,メノエイドコンビパッチヤーズ配合錠,ヤーズフレックス配合錠,ルナベル配合錠LD/ULD,フリウェル配合錠LDアンジュ21錠/28錠,トリキュラー錠21/28,マーベロン21/28,シンフェーズT28錠,ファボワール錠21/28,ラベルフィーユ21錠/ 2 8錠スプレキュア点鼻液,ナサニール点鼻液リュープリン注射用,ゾラデックスデポb.産婦人科領域:禁止物質を含む薬剤(1)抗エストロゲン薬排卵誘発剤であるクロミフェン,シクロフェニルは,主に排卵障害による不妊症の治療薬として用いられる薬剤です.これらは抗エストロゲン作用をもち,結果的に脳の下垂体からFSHとLHを継続的に分泌させ蛋白同化作用を示す男性ホルモンの産生が増加することから,禁止物質に含まれています.(2)ダナゾール今日使用される機会は少なくなっていますが,子宮内膜症の治療薬として使用され,強い男性ホルモン作用があることから禁止物質となっています.(3)選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERMs:SelectiveEstrogen Receptor Modulators)SERMsは,骨粗鬆症や乳がんの治療薬として用いられています.体内の83