ブックタイトルHealth Manegement for Female Athletes Ver.3

ページ
152/200

このページは Health Manegement for Female Athletes Ver.3 の電子ブックに掲載されている152ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

Health Manegement for Female Athletes Ver.3

は影響しておらず,利用可能エネルギーの増加および減少は,エネルギー摂取量と運動によるエネルギー消費量の増減量のバランスに左右されていました(図8 2).表26利用可能エネルギーの比較介入前介入3カ月後p valuesエネルギー摂取量kcal2,219±2902,292±5150.686運動によるエネルギー消費量kcal978±4361,042±5100.686利用可能エネルギーkcal/kg除脂肪量/日35.1±6.334.7±9.60.893平均値±標準偏差症例A0 500 1000 1500 2000 2500 3000 3500介入前1636 891 2527介入後1631 1565 3196利用可能エネルギーkcal増加症例B介入前688 1397 2085介入後346 1576 1922増加症例C介入前113612102346介入後85413332187増加症例D介入前516 1269 1785介入後933 1115 2048減少症例E介入前912 1429 2341介入後1444 660 2104減少運動によるエネルギー消費量利用可能エネルギー量図82エネルギー摂取量に対する運動によるエネルギー消費量および利用可能エネルギーの比較【利用可能エネルギー増加の例】症例B:エネルギー摂取量が2,085kcal→1,922kcal(-163kcal)へ減少したものの,運動によるエネルギー消費量の688kcal→346kcal(-342kcal)の減少量が上回ったため,利用可能エネルギー量が1,397kcal→1,576kcalに増加しました.この結果,利用可能エネルギーが34.6kcal/kg除脂肪量/日から38.3kcal/kg除脂肪量/日に増加しました.150