ブックタイトルHealth Manegement for Female Athletes Ver.3

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概要

Health Manegement for Female Athletes Ver.3

事前説明・婦人科診察・調査概要・記入方法事前測定・身長・体重・体脂肪率(InBody)・血液検査調査・食物摂取量調査・運動記録調査(3日間)解析・判定利用可能エネルギーの算出利用可能エネルギー45kcal/kg除脂肪量/日未満栄養指導・体組成測定・血液検査・食物摂取量調査・運動記録調査(2日間)利用可能エネルギーと測定結果の変化を確認図81栄養指導に関する調査研究の流れ(2)対象者の身体状況体重,BMI,体脂肪率,除脂肪量の全ての項目において介入前後で有意な差はみられませんでした.BMIは介入前・介入後とも18kg/m 2未満と低い値でした(表2 5).表25介入前後の身体状況の比較介入前介入3カ月後p values身長cm154.7±4.3154.7±4.3-体重kg42.2±4.842.5±4.90.345BMIkg/m 217.6±1.317.7±1.30.273体脂肪率%15.7±2.815.5±2.71.000除脂肪量kg35.5±3.835.8±4.10.500平均値±標準偏差(3)利用可能エネルギーの変化とその内訳栄養指導介入前後でエネルギー摂取量,運動によるエネルギー消費量,利用可能エネルギー全ての項目において有意な差はみられませんでした(表26).利用可能エネルギーの変化を個人ごとにみると,介入前に30kcal/kg除脂肪量/日未満であった者は1名であり,介入後に利用可能エネルギーが増加した者は3名,減少した者は2名でした.利用可能エネルギーの変化に伴って各内訳のエネルギー量がどのように変化したのかを個人ごとに確認しました.除脂肪量の増減も利用可能エネルギーの増減に影響しますが,本結果においては利用可能エネルギーの増減に149